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ヨーロッパ旅行記


イタリア&スペイン
by ryu_8019
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ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

ローマの街中でひときわ目立つ白い大きな建物がヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂です。イタリア統一の立役者、初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の偉業を記念して1911年に26年掛けて建てられたとのこと。「ローマの休日」でジョーとアン王女がヴェスパ(スクーター)に乗ってローマ観光をしているシーンがありましたね。
行った日は雨が降っていたこともあり、観光客が少なく、建物自体も灰色に見えました(晴れていると白さが際立ちます)。
多くのバスがここを通るため、観光の起点として便利でした。建物を登ると景色が良く、フォロロマーノやコロッセオが見下ろせます。

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イタリア人からは評判が悪く、”歴史的な遺跡や古い建造物と調和しないため、インク壷””入れ歯”などと陰口されているそうですが、そんなことを気にならないぐらい立派です。

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雨の中の警備ご苦労さんです。。

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近くで見てもその大きさに圧倒されます。

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夜も幻想的でいい感じです。ライトアップでいっそう引き立って見えます。

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建物の上から。どうせ雨なんだからと思って、撮ったセピア色もなかなかいい感じです。
# by ryu_8019 | 2007-04-08 23:04 | Roma

トレビの泉

ローマの数ある噴水の中でもっとも有名で、豪華なものが「トレビの泉」。あいにく訪れたときは大雨で朝だったので、人っ子一人いませんでした。行ったことのある方は皆感じたと思うのですが、とにかく狭いです。商店街に強引に作ったような感じがしました。誰もが知っている”肩越しに小銭を噴水に投げ入れればローマに戻ってこれる”という言い伝えですが、やってみたところ投げたコインが自分の傘に当たって失敗。。(スペインからローマに戻る便が欠航になったのはこのせい?)

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夜にもう一度訪れたときのものです。たくさんの観光客や剣闘士の格好をしたおじさん(写真代稼ぎ)もいました。
# by ryu_8019 | 2007-04-08 18:56 | Roma

サンタンジェロ城と橋

サンピエトロ広場から10分ぐらい歩くとテベレ川沿いに見えてくるのがサンタンジェロ城。ハドリアヌス帝が自らの霊廟として古代ローマの時代139年に完成させたもので、14世紀からは要塞として使われたそうです。サンタンジェロ橋の欄干の像はベルニーニ作。

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サンタンジェロ城と橋。ここに着いたときは夕方で城の中には入りませんでした。

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橋の下から見たサンタンジェロ城。「ローマの休日」で乱闘のシーンの場所ですが、橋の下は汚く、閑散としていて当時の面影はありませんでした(橋の下には自分以外にホームレスが1人いただけです)。

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サンタンジェロ橋からみたサンピエトロ大聖堂。ここもライトアップが綺麗な場所でした。
# by ryu_8019 | 2007-04-08 18:32 | Roma

バチカン市国(バチカン博物館)

バチカンのもう一つの見所、バチカン博物館。シーズンオフということもあって、朝9時頃すんなり入れた。日本語オーディオガイドを借りて、いざ博物館巡り開始。ミケランジェロ、ラファエロ等の大作が満載で、観光客にとっては体力勝負です。一番のお目当てシスティーナ礼拝堂では写真撮影が禁止(私語も)で、写真が残っていません・・・。

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『ラオコーン』トロイの木馬を城内に入れることに反対したラオコーンが、海の神ポセイドンよって2匹の大蛇を送られ、2人の息子とともに殺されるシーン。

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『地図のギャラリー』両側にイタリアの古い地図がたくさんありましたが、天井がとてもきらびやかでした。

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ラファエロの間『アテネの学堂』中央の人物は、天を指すのがプラトン、地を指すのがアリストテレス、左ぎりぎりにいるのがピタゴラス、ソクラテスは・・・忘れました。学校の教科書で見たことある絵でした。

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出口のらせん階段。少し前は入り口側にあったようです。博物館には5時間近くいたので、階段を下るときは膝がぷるぷる震えていました。
# by ryu_8019 | 2007-03-25 18:50 | Roma

バチカン市国(サンピエトロ大聖堂)

サンピエトロ大聖堂について調べてみました。
世界最大級の教会で、全長218m、クーポラの高さは137m。
サンピエトロのピエトロ(Pietro)はペトロ(Petros) のイタリア語読み。キリスト最初の弟子であった聖ペトロは、キリストの死後、各地に布教活動行いローマにも伝わったが、そこで迫害に遭い悪名高いネロ帝によって64年にバチカンの丘で逆さ十字に掛けられ処刑される。その後313年にコンスタンティヌス帝によってキリスト教は公認され、以降ローマの国教となりました。
カトリック教徒は聖ペトロがいたからこそキリスト教の世界的な広がりがあると信じており、そのペトロが教会の地下に安置されている事が、バチカンがローマカトリックの総本山とされている理由だそうです。

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聖堂内部。人の大きさと比べるといかに壮大かが分かります。

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聖堂に入ってすぐ右側の奥にあるミケランジェロ作『ピエタ』。十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアの優しく悲しげな表情がとても印象的です。また、光沢が綺麗で大理石が柔らかく見えるのは驚きです。
23歳のミケランジェロが1年掛けて完成させた作品で、当時無名だったミケランジェロの生涯唯一の署名が聖母の胸元の帯にあります。「MICHEAL ANGELVS BONAROTVS FLORENT FACIEBAT(フィレンツェ人ミケランジェロ・ブオナローティ作)」。とにかく美しく、芸術作品を見てこんなに感動したのは初めてで、ふぬけ状態でしばらく眺めていました。今回の旅で2回見に行きました。 
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『聖ペテロのブロンズ像』。右足に触れると幸福になると言われており、実際にかなりすり減っていました。
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ベルニーニ作『聖ペテロの椅子』。実際にペテロが座ったといわれています。

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これもベルニーニ作『ブロンズの天蓋』。4本のねじれ柱の高さは29mもあります

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『ミケランジェロのクーポラ』の展望台からの眺め。高さは132.5m。頂上までは階段で537段、エレベータを使っても降りてから展望台まで333段もあります。かなりハードな階段を上りきると360度のパノラマが見渡せ、眺めは最高です。
# by ryu_8019 | 2007-03-21 00:29 | Roma


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